山車巡行や流し踊り 茨城・高萩まつり、にぎわう

茨城県高萩市の夏の風物詩「第51回高萩まつり」(市主催)が7月29日、同市本町の本町通りと春日町のJR高萩駅前通りを会場に行われた。山車や神輿(みこし)が巡行したほか、ソーラン節や流し踊りが行われ、家族連れや地元住民でにぎわった。
この日は、同市立松岡小の児童と松岡中の生徒によるソーラン節で幕を開けた。鳴子や威勢の良いかけ声に合わせて、迫力ある踊りを披露し、会場を盛り上げた。また、山車5台と神輿4台が駅前通りなどを練り歩き、太鼓の音や笛のおはやしで通りが活気に包まれた。
このほか、友好都市・埼玉県飯能市のボランティア団体「飯能乱舞」による力強い演舞、高萩の市民グループの軽快なダンスも披露され、観客を魅了。祭りの最後には、市民ら約500人が参加し、流し踊りを楽しみ、数百発の花火が祭りを締めくくった。