いばらき大使 レーシングドライバー野尻選手を任命

茨城県は2日、茨城県の魅力を広く発信してもらう「いばらき大使」に、新たに同県筑西市出身のレーシングドライバー、野尻智紀選手(33)を任命した。水戸市笠原町の県庁で同日、大井川和彦知事から委嘱状が手渡された。
2014年から国内最高峰の自動車レース「全日本スーパーフォーミュラ選手権」に参戦。21、22年に年間チャンピオン連覇を達成した。今年は全9戦で行われ、野尻選手は第6戦までで得点ランキング3位につけている。
野尻選手は「大使の役職を通して茨城をもっとPRしていきたい。特にモータースポーツのファンに魅力を発信していきたい」と抱負を語った。
委嘱式には、選手権を主催する日本レースプロモーションの近藤真彦会長らも同席した。