オクラ


まだまだ暑さが続きますが、立秋が過ぎ、暦の上では秋となります。オクラは今が最盛期。中国語で「秋葵」と書く意味が分かります。
オクラは切り口が五角形から多角形、丸形などがあり、共通するのは中から出てくるねばねばです。これは水溶性食物繊維のペクチンが豊富だからです。熱に弱いので、さっとゆでるのがお勧めです。
夏の暑さと湿度で弱った胃腸を整え、消化機能を促進してくれます。強い太陽の光を浴びると体に負担がかかり、水分量も減り、疲労となって夏バテを引き起こしやすくなります。そんな時、水分や栄養成分を含み、潤いを補ってくれます。
冷や汁は喉越し良く、磯や青シソ、ミョウガの香りとともにつるっと口に入り、体に染み渡ります。
世界ではスープや煮込み料理として活用されています。「サブジ」はインドの野菜の蒸し煮のことです。今回は旬のナスと一緒に煮ます。食欲をそそるカレー味で暑さを乗り切りましょう。