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ブドウ 例年より高糖度 茨城・常陸太田 JA常陸部会品評会

ブドウの糖度や果形などを審査した品評会=常陸太田市山下町
ブドウの糖度や果形などを審査した品評会=常陸太田市山下町


茨城県常陸太田市内のブドウ園でつくるJA常陸の常陸太田ぶどう部会(本多孝文部会長、会員47園)は24日、同市山下町の県常陸太田合同庁舎内で、今季収穫されたブドウの目ぞろえ会と品評会を開いた。観光ブドウ園が9月1日にオープンするのを前に糖度や果形などを審査。上位入賞者は11月に表彰する。

目ぞろえ会ではブドウの栽培農家が他の農家が栽培したブドウを見て回り、房の形や出荷のめどなどを確かめた。

品評会の審査は同部会に県県北農林事務所などが協力して実施。雨対策にトンネル状のビニールを設置する「雨よけ」や露地ブドウの栽培農家39園が巨峰や市オリジナルブランド「常陸青龍」の有核、無核など約100房を出品。糖度計による糖度や色づき(着色)、粒数、重さなどを審査し、総合的なバランスで上位入賞者を決めた。

本多部会長は「糖度や着色などを検査することで各個人の仕上がり具合を見るために実施した。好天が続き、各園の手入れの努力もあり、例年以上に糖度が高く、素晴らしいものに仕上がっているようだ。各園に足を運んでほしい」とアピールした。



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