茨城・牛久市長選4氏か 3日告示、新人争いへ
茨城県牛久市長選は3日、告示される。無所属で元経済産業省職員の横田清泰氏(53)、無所属で元県議の沼田和利氏(46)=自民推薦、維新で自営業の坂野美紗子氏(42)=茨城維新推薦、無所属で元県職員の赤須理世自氏(61)が立候補を予定しており、新人4人の争いとなる見通し。
横田氏は行政経験を前面に、高齢者の移動手段確保や首都圏中央連絡自動車道(圏央道)スマートインターチェンジ整備を訴える。
沼田氏は市議や県議の実績を強調。日本遺産「牛久シャトー」の運営見直しや防災強化、ヤングケアラー支援などを公約に掲げる。
坂野氏は「しがらみのない市政」を訴え、市長退職金・報酬カット、次世代負担を減らすため教育・子育て支援強化を呼びかける。
赤須氏は福島第1原発の処理水海洋放出に反対し、「国際観光都市を目指す」として外国人観光客誘致、農業政策の強化を掲げる。
投票は10日午前7時から午後8時まで市内24カ所で行われ、同9時から同市下根町の牛久運動公園体育館で開票される。有権者は7万465人(1日現在)。