サツマイモ

サツマイモのグラタン
サツマイモのグラタン
サツマイモを器状になるようくり抜く
サツマイモを器状になるようくり抜く


サツマイモは漢字で薩摩芋と表し、別名を甘い芋という意味で甘薯(かんしょ)と呼ばれます。外国から薩摩に伝わり、食糧難の際、非常に役に立ったことから江戸で栽培され、以後関東地方に普及しました。茨城は栽培に適しており、栽培面積・生産量ともに全国第2位の大産地となっています。

サツマイモはでんぷんが多く、エネルギー源となります。他のイモ類よりも甘みが感じられるのは、70度前後で活発に働く消化酵素のβアミラーゼの作用で、でんぷんがブドウ糖や麦芽糖に分解されるからです。豊富なビタミンCを含む上、でんぷんに守られ壊れにくいので効率的に摂取できます。

これから本格的に掘り出される新ものの皮は薄くて鮮やかな深紅色。ポリフェノールの一種のアントシアニンやカルシウムも含まれ、まさにビタミン・ミネラルをバランス良く含む健康食材です。

県内のみならず海外でも親しまれているサツマイモの魅力を一足先にほっこり味わってみてはいかがでしょうか。



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