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ナシで「交通事故なし」 茨城・常陸太田 太田一高生ら訴え

ナシを配って交通安全を呼びかける県立太田一高の生徒たち=常陸太田市下河合町
ナシを配って交通安全を呼びかける県立太田一高の生徒たち=常陸太田市下河合町


茨城県のJA常陸・常陸太田梨部会(檜山邦男部会長)と同県立太田一高(常陸太田市栄町、谷津勉校長)の生徒たちが企画した「交通事故なし(梨)街頭キャンペーン」が11日、同市下河合町の「道の駅ひたちおおた」近くの交差点で行われた。参加者は同市特産のナシをドライバーに配って「交通事故なし」を呼びかけた。

同街頭キャンペーンは同市交通対策協議会(会長・宮田達夫市長)が協賛し、太田警察署(関口一正署長)など関係8団体から65人が参加。県立太田一高からは生徒会役員7人が自分たちで作ったチラシを持参し、開閉会式の進行役も務めた。キャンペーンでも積極的にドライバーに「事故なしの運転をお願いします」などと笑顔で呼びかけ、ナシやチラシを手渡した。

生徒会副会長の高木凜々花さん(18)は「地元の特産品と皆の願いをかけて企画した。優しく受け取ってもらえた。事故が少しでもなくなってもらえれば」と話した。檜山部会長は「若い世代の企画に地元のナシを活用してもらえてうれしい。事故なし、病気なし、けがなしの願いを込めてナシを食べてもらえれば」とキャンペーンの効果に期待した。



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