スケート教室 90人が滑り方の基本学ぶ 茨城・ひたちなか

茨城県ひたちなか市佐和の笠松運動公園スイミングアリーナで23日、冬季限定のスケートリンクの営業が始まった。同日はアイススケートに親しんでもらおうと、県スケート連盟がスケート教室を開いた。5歳以上の子どもから大人まで90人が参加し、基本的な滑り方などを学んで楽しんだ。
同教室は2018年以来、5年ぶりの開催。同年の平昌冬季五輪スピードスケート男子1000メートル、1500メートルで5位入賞した小田卓朗さんらが指導した。
開始式で、同連盟の井上忍会長は「スケートを存分に楽しんでもらい、好きになってほしい」とあいさつ。参加者の多くが初心者で、最初はリンクに立つのがやっとだったが、1時間半ほど指導を受けると、多くの参加者が何にもつかまらずに、滑ることができるようになった。参加した小学5年の西谷大和君(11)は「初めてのスケートで最初は難しかったが、何とか滑ることができるようになった。楽しかった」と喜んだ。
スケート教室は10月14日と11月23日、12月16日、来年1月7日にも行う。問い合わせは同連盟事務局(電)090(8685)1054。
スケートリンクは本年度、来年1月中旬の全国高校総体のフィギュアスケート会場にも指定されている。利用期間は来年3月末まで。手袋の着用必須。料金は大人1250円、中高生950円、小学生以下630円。有料の貸し靴とヘルメットの無料貸し出し有り。休館日は原則、水曜と年末年始。
問い合わせは公園管理事務所(電)029(202)0808。