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一流選手目標に児童育成 4期生35人に認定証 茨城県独自の事業開講

空手で東京五輪に出場した染谷真有美さん(1列目中央)と記念撮影する4期生たち=水戸市内
空手で東京五輪に出場した染谷真有美さん(1列目中央)と記念撮影する4期生たち=水戸市内


運動能力が優れた小学生を発掘し、茨城県独自の育成プログラムで継続支援する「世界へ羽ばたくトップアスリート育成事業」(県教委、県スポーツ協会主催)の開講式が1日、水戸市内で開かれた。トップアスリートを目指す4期生35人が新たな一歩を踏み出した。同日は、空手で東京五輪に出場した染谷真有美さん=同県古河市=が講演し、子どもたちにエールを送った。

事業は、茨城国体(2019年)を契機として生まれたスポーツ文化の醸成継続などを目的に、20年度にスタートした。体の動作を習得するのに最も有利な年齢とされる「ゴールデンエイジ」(9~12歳)を念頭に、県内小学4年生を対象としている。

本年度はバスケットボール、ゴルフ、スポーツクライミング、バドミントンの4競技で児童を選考。プログラムで小学6年生までの間、計画的な指導により競技力向上を図る。県内プロチームや大学、各種団体と連携したトレーニングや栄養学講座を提供し、一流選手になるための意識付けを促す。

開講式で森作宜民県教育長は「育成選手としての自信と誇りを持ち、大きな夢に向かって努力してもらいたい」とあいさつ。鉾田市立鉾田北小の鈴木菓望(かのん)さん(9)が代表して認定証を受け取り、石岡市立石岡小の長谷川純斗(すみと)君(10)が「茨城県代表の自覚を持ち育成プログラムを通して、日本を代表するアスリートになれるよう努力する」と宣誓した。

開講式後、染谷さんが講演。兄や姉の影響で空手を始めた経緯を振り返り、「夢をかなえるためにきつい練習も乗り越えられた。負けても勝っても感謝の心を忘れずにいることが大切」と強調。「人と比べずに一生懸命に取り組んでほしい」と語った。小学2年生の時からスポーツクライミングを続けている鈴木さんは「目指すのはオリンピックに出場して金メダルを取ること。これから頑張りたい」と笑顔で話した。



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