飛躍誓う、茨城県選手団 障スポ結団式 8競技に出場

鹿児島県で28日に開幕する「特別全国障害者スポーツ大会」の茨城県選手団結団式が6日、県庁で開かれた。出席した選手は大会で練習の成果を十分に発揮することを誓った。
選手団は県障害者福祉協議会の松崎昌樹副会長を団長とし、選手51人とコーチなど役員44人の計95人。選手は陸上競技、水泳、卓球、サウンドテーブルテニス、フライングディスク、ボッチャ、ボウリング、バレーボールに出場する。
結団式で、県福祉部の深沢泰子次長は「競い、触れ合い、友情の輪を広げ、さまざまな経験をしてほしい」と激励。松崎団長に県旗を手渡した。選手宣誓で、陸上競技の向後愁翔選手(17)が「県代表として全力で競技することを誓う」と力強く述べた。
結団式後、ボッチャの伊藤有由夢選手(23)は大舞台に向け、「出場できてすごくうれしい。実力をどこまで出せるか楽しみ」と話した。
大会は障害者による国内最大のスポーツの祭典。2023年度の大会は、20年度に開催されるはずだった鹿児島大会がコロナ禍で延期されていたもので、大会名に回数はなく「特別」と冠が付けられた。日程は28~30日の3日間。