ケーキの切れ端「メガ丼」に 茨城・行方の食シリーズ 初の洋風スイーツ
茨城県行方市観光協会が取り組む大盛り丼シリーズ「megadon」(メガ丼)に、同市で人気の菓子屋「菓心松屋」の「はしっこスイーツmegaどんぶり」が加わった。一部にケーキの切れ端などを使用しており、同シリーズとしては初めての洋風スイーツという。
同店では、もともと、菓子の切れ端などを詰め合わせた「はしっこ弁当」を販売しており、それを知った市観光協会側から新商品としての販売を持ちかけた。
撮影用に作成した「はしっこスイーツmegaどんぶり」は、ショートケーキやロールケーキのスポンジを下層に敷き詰め、上部をフルーツと生クリームで飾った。フルーツは季節によって種類を変える予定。価格は3千円で、要予約。
同店の松信吉洋社長(62)は「その都度で材料が変わるので、全く同じ出来上がりは二度とない。どんなものが来るか、楽しんでほしい」と話した。
今回の新商品を加え、販売中のメガ丼シリーズは29種類。同市商工観光課の根本誠課長は「初の洋風スイーツということに加え、食品ロスにも配慮した商品。ぜひ召し上がっていただきたい」と呼びかけた。