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茨城・土浦市長 安藤氏再選 継続訴え新人破る【更新】

土浦市長選で再選を決め、万歳して喜ぶ安藤真理子氏(左から2人目)=22日午後8時5分ごろ、同市下高津の選挙事務所
土浦市長選で再選を決め、万歳して喜ぶ安藤真理子氏(左から2人目)=22日午後8時5分ごろ、同市下高津の選挙事務所


茨城県土浦市長選は22日投開票され、無所属で現職の安藤真理子氏(62)=自民、公明推薦=が、無所属新人で家庭教師の小野勉氏(61)を破り、再選を果たした。当日有権者数は11万7034人、投票率は28・84%(前回37・35%)だった。

午後7時半過ぎ、土浦市下高津の選挙事務所に当選確実の一報が入ると、支持者から大きな歓声が上がった。安藤氏は「応援してくれた皆さんと全力で走っていきたい。夢や元気があり、誇りに思える土浦にするため頑張る」と話した。

県内女性首長による初めての再選として、「そんなに意識していないが、女性活躍のための大きな一歩になる」と語った。2期目へ「つくばエクスプレス(TX)延伸、常磐道のスマートインターチェンジ新設などを早く事業化したい」と意欲を示した。

選挙戦は、国会議員や県議、周辺首長らの応援を受けたほか、市議24人全員から推薦を受けるなど盤石の態勢で展開した。自民、公明両党の推薦を得て、後援会と市議団が支持拡大を呼びかけた。

安藤氏は1期目の実績を前面に、子育て支援や医療福祉の充実のほか、TXの土浦駅延伸構想の実現、農水産業の振興、商業活性化の実現に向け、市政の継続を訴えた。

小野氏は4月の土浦市議選に続いての挑戦。一律給付金や減税、市役所改革、市長のボーナス・退職金ゼロなどを掲げたが及ばなかった。

【安藤真理子(あんどう・まりこ)氏の略歴】市長当選2回[元]市議当選2回、県議当選2回。成城短大卒。大町

■土浦市長選開票結果(選管最終)
当29,598 安藤真理子 62 無現
3,610  小野勉   61 無新



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