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ネットランチャー 不審者対応へ実演 茨城・潮来の小中教員研修

職員(左)相手に使用されるネットランチャー=潮来市辻の市立津知小
職員(左)相手に使用されるネットランチャー=潮来市辻の市立津知小


茨城県潮来市教委は24日、同市辻の津知小で、市内の小中学校教員ら約30人を対象にした不審者対応研修会を開き、おもりが付いた網を射出して相手の動きを封じる「ネットランチャー」の実演が行われた。

ネットランチャーは、火薬製造などを手がける日本工機(東京)の製品。網を射出し、絡み付かせることで不審者の動きを封じることができる。

この日は、同社社員からネットランチャーの射程距離や、射出に必要な手順が説明された後、実際に教員が不審者役の市職員に対して使用。職員は網で動きを封じられると、すぐに倒されていた。

現時点でネットランチャーの採用は未定。同市の石神弘幸教育部長は「潮来市では、不審者対応の強化ということで、防犯カメラの設置を進めている。ネットランチャーについては、今回の研修会でアンケートを取っており、結果を見て改めて考えたい」と話した。



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