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捜査用ユニホーム一新 茨城県警40年ぶり 水戸葵陵高書道部が揮毫

県警の新しい捜査用ユニホーム。背中には水戸葵陵高書道部が揮毫した文字がプリントされた=県警本部
県警の新しい捜査用ユニホーム。背中には水戸葵陵高書道部が揮毫した文字がプリントされた=県警本部


茨城県警は、事件現場などで着用する捜査用ユニホームを約40年ぶりに変更した。従来の青から黒に変わり、鑑識活動時の機能性も向上。背中には水戸葵陵高の書道部員が揮毫(きごう)した「茨城県警察」の文字がプリントされている。県警本部で17日、新ユニホームのお披露目式が開かれた。

新ユニホームは男女兼用。県警によると、黒になったことで容疑者追跡時に目立ちにくくなった。ズボンの裾は二重構造で、鑑識活動中に捜査員の汗や体毛などが事件事故の現場に落ちにくくなり、「コンタミネーション(汚染)防止につながる」としている。

背中にプリントされた「茨城県警察 IBARAKI POLICE」の文字は、同高書道部員12人が揮毫。3年の中島月音さん(18)は、県民の安全を守るために日夜努力する警察官への思いを込めて書いたという。この日は同部の書道パフォーマンスも行われた。

県警の古谷茂典刑事部参事官兼刑事総務課長は「ユニホームの重みや、捜査に当たる姿勢、責任感を一層強く感じる」と話した。

新ユニホームは来年から順次更新される。



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