正答記載の問題用紙を配布 茨城県立笠間陶芸大学校入試 合否に影響なし
茨城県立笠間陶芸大学校陶芸学科で19日に実施した入学試験を巡り、県は20日、1問分の正答が記載された問題用紙を配布していたと発表した。受験者計32人の合否に影響はないという。
不備があったのは筆記試験の問題で、設問と一緒に正答も記載された問題用紙を配布した。問題作成時に本来削除すべき正答を削除し忘れた。県は「確認不足だった」と説明した。対応として受験者全員を正答とした。また、選択式の問題で同じ内容の選択肢があり、会場の受験者にどちらの選択肢を選んでもよい旨を伝えていたという。いずれも、試験時間中に受験者から指摘があった。