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留学生、鑑識や剣道体験 警官の役割学ぶ 茨城県警境署

鑑識体験で指紋を採取する留学生=境警察署
鑑識体験で指紋を採取する留学生=境警察署


外国人留学生が茨城県の魅力を体験する県国際交流協会(根本博文理事長)の「クエスト茨城留学生研修」が18日開かれた。茨城大や茨城キリスト教大などで学ぶ9カ国の24人が「ポケットファームどきどきつくば牛久店」で農業体験をしたほか、境警察署では警察官の役割について学んだ。

境署では、各課の業務説明を受けた後、2班に分かれ、白バイ・パトカー見学▽鑑識体験▽剣道体験に臨んだ。指紋採取では、はけを使ってアルミニウムの粉末をかけ、空き缶に付着した指紋を検出。学生の中にはゴム手袋を着けずに素手で触ってしまい、自分の指紋を採取してしまう一幕もあった。

質疑応答では、「初心者マークは1年以上車に張ってもいいのか」「ベトナムには『女性が運転中』のマークがあるが、日本でも使えるか」「自転車で歩道を走っても良いか」などと積極的に質問していた。

インドネシアから来日した県立IT短大1年のディアナ・リズキ・オクタリナさんは「指紋は誰一人同じものがないと説明され、指紋はとても大事だと分かった」と話した。中国の留学生で筑波大大学院1年の董紫涵さんは「中国では剣道という武道がないので貴重な体験になった」と笑顔を見せた。

同署は、留学生らに交通ルールの順守や県警のスマートフォン用防犯アプリ「いばらきポリス」の登録を呼びかけた。



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