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骨髄移植を経験、映画でドナー登録訴え 俳優・樋口さん(茨城大出身)主演 25日から茨城・土浦

安藤真理子市長への表敬訪問で映画や自身の経験について語る樋口大悟さん。右は両沢和幸監督=土浦市役所
安藤真理子市長への表敬訪問で映画や自身の経験について語る樋口大悟さん。右は両沢和幸監督=土浦市役所


白血病を患い、骨髄移植を経験した俳優、樋口大悟さん(45)=茨城大卒=が自身の闘病生活を基に企画・主演した映画「みんな生きている~二つ目の誕生日」が25日から、茨城県土浦市の土浦セントラルシネマズで県内初上映される。患者と骨髄を提供するドナーとの絆や、その家族や友人など周囲の人たちの葛藤を描く。樋口さんは「白血病で苦しんでいる人に勇気や希望を届けるとともに、ドナー登録について、もっと知ってもらいたい」と話す。

樋口さんは新潟県糸魚川市出身。幼い頃から空手を習い、同大では教育学部で体育関連の知識を学んだ。アクション俳優を目指していた25歳の時、急性骨髄性白血病を発症。高熱が何日も続くなど過酷な闘病生活を送る中、30歳でドナーが見つかり骨髄移植を受けた。

寛解した現在は、俳優活動の傍ら、フルマラソンを走るほどに回復した。

「ドナーのおかげで今がある。新しい命をもらった」

映画は患者だけでなく、ドナーにも焦点を当て、ドナー登録から適合、提供までの複雑な心情や過程を丁寧に描く。

日本骨髄バンクによると、ドナーが見つかる確率は他人の場合、数百から数万分の1という。樋口さんは「ドナー登録する人が増えることで、助かる命が増える」と力を込める。

樋口さんは21日、両沢和幸監督や川田亮プロデューサー=同県つくば市出身=らとともに土浦市の安藤真理子市長を表敬訪問し、映画をPRした。大学生時代を過ごした茨城県について「友人もおり、第2のふるさとのよう。県内で上映できてうれしい」と笑顔を見せた。安藤市長は「多くの人に見てもらえるよう、さまざまなところでPRしていく」と話した。

25、26両日ともに午後3時半から上映。終了後はいずれも樋口さんが登壇し、舞台あいさつを行う。上映は12月1日まで。

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