2022年分の政治資金 茨城関係国会議員、コロナ前水準
総務省が24日に公表した2022年分の政治資金収支報告書で、報告書を届けた茨城県関係の国会議員は17人のうち10人(11団体)だった。このうち4人の団体で収入が前年より増えた。規模はコロナ禍前の水準に戻った。政治資金パーティーを報告したのは7人だった。
収入が最も多かったのは額賀福志郎氏(自民)の4710万円。内訳は都内で開いた政治資金パーティー4回分の4510万円のほか、当時所属する派閥・平成研究会(茂木派)と日本医師連盟から各100万円の寄付だった。
次いで石井啓一氏(公明)の3655万円、浅野哲氏(国民)の2624万円、葉梨康弘氏(自民)の2258万円。中村喜四郎氏の政治団体は収入がゼロだった。
前年より増えたのは額賀氏、石井氏、浅野氏、梶山弘志氏(自民)の4人。
青山大人氏(立民)は県選挙管理委員会所管分だった政治団体一つを今回、同省に届け出た。衆院比例北関東の石井氏は次期衆院選で埼玉14区から立候補を予定しており、団体名を「公明党衆議院小選挙区埼玉第14総支部」に変更した。
茨城県関係国会議員と大井川和彦知事、県議などの関連団体の県選管所管分の22年分政治資金収支報告書は12月1日に公開される。