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茨城・土浦の放火 「みな燃えた」肩落とす住民 着の身着のまま避難

7棟が焼けた住宅火災の現場を調べる捜査員と鎮火に当たる消防職員ら=26日午前11時15分ごろ、土浦市並木
7棟が焼けた住宅火災の現場を調べる捜査員と鎮火に当たる消防職員ら=26日午前11時15分ごろ、土浦市並木


茨城県土浦市並木1丁目で住宅7棟が焼け、非現住建造物等放火の疑いで男が逮捕された事件。26日午前、県警土浦署の捜査員が現場を確認する中、焼けた住宅の屋根や地面から白い煙が上がり、消防職員が消火に当たっていた。

自宅が焼けた近所の女性は、急に外が明るくなり、花火のようなドーンという音がして火災に気付いた。「すぐに逃げるように言われ、着の身着のままで逃げ出した。けがはなかったが何も持ち出せず、みな燃えてしまった」と肩を落としていた。

事件は25日午後11時12分ごろ発生。男が車にライターで火を付けているのを警戒中の警察官が見つけ、取り押さえた。火は車から燃え移り男の自宅が全焼したほか、周囲の住宅に延焼して6棟が焼けた。けが人はなかった。自宅に放火したとして、土浦署は非現住建造物等放火の疑いで自称警備員、男(79)を現行犯逮捕した。容疑を否認している。



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