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観光施設整備へ予算案 息栖神社周辺 25年開業目指す 茨城・神栖市

息栖神社周辺のにぎわい拠点施設完成イメージ図
息栖神社周辺のにぎわい拠点施設完成イメージ図
息栖神社周辺のにぎわい拠点施設整備予定地。奥が息栖神社=神栖市息栖
息栖神社周辺のにぎわい拠点施設整備予定地。奥が息栖神社=神栖市息栖


茨城県神栖市の息栖神社周辺のにぎわい創出に向け、市は拠点となる観光施設の整備費を盛り込んだ2023年度補正予算案を6日開会の市議会定例会に提案する。石田進市長は「神栖市の魅力をPRして、市民の誇りとなる施設にしたい」と意気込む。

同神社は、鹿島神宮(同県鹿嶋市)、香取神宮(千葉県香取市)とともに東国三社の一つだが、これまで観光客は必ずしも多くなかった。このため、市は拠点となる施設や駐車場を含めて周辺の整備が必要とし、にぎわいづくり事業の計画を進めてきた。

拠点施設は、市が買い取った老舗旅館「柏屋」の跡地を活用。敷地面積は1073.48平方メートル。建物は木造2階建てで延床面積は688.76平方メートル。1階は市の特産品や農水産物の販売と、市の魅力や観光地の案内スペース、カフェなどを設置する計画。2階は飲食店が入る予定で、テラスを設け、常陸利根川を望みながら、きれいな夕日を楽しめるようにする構想だ。

予算額は6億5508万3000円で、このうち施設建設工事費の半額に当たる3億1484万2000円は国のデジタル田園都市構想交付金(地方創生拠点整備タイプ)を活用する。同交付金を活用するには、建物本体工事を24年度内に完了させる必要があるため、23年度補正予算案に組み込んだ。

補正予算案が議決されれば年度内に事業者を決定し、来年4月着工を目指す。施設運営は指定管理者を想定。内装や商品棚などについては指定管理者の意向を反映できるよう来年度に設計に入り、25年度の施工を予定。順調にいけば施設オープンは25年9月となる。

このほか、市は拠点施設に面した市道を24年度中に石畳風舗装に整備する。さらに南西側の船だまりの景観も整え、公園のような憩いの場にし、近くにはイベント広場にも活用できる約1000平方メートルの駐車場を整備する。将来的には国が整備する常陸利根川の船着き場に桟橋を設置し、川を活用した東国三社参りの観光ルートづくりを推進する。

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