葉ボタン、輝き増し冬彩る 茨城・小美玉
正月飾りに使われる葉ボタンの出荷作業が最盛期を迎えている。茨城県小美玉市上馬場の橋本悦久さん(82)方では、冬の日差しを受けて白や紫、ピンクの色が輝きを増している。
毎年約5000株が栽培される畑には、小ぶりなものから直径40センチほどの大株までびっしりと並ぶ。10月下旬以降、冷え込みが増すにつれて鮮やかに色づいたという。今月下旬まで、県央地域の農産物直売所などに出荷される。
橋本さんは「家に飾り、正月の彩りにしてもらえたらうれしい」と話した。