奥久慈の特産品の一つであるこんにゃくは、コンニャク芋から作られます。コンニャク芋は水はけのよい傾斜地でゆっくりと時間をかけて育ちます。収穫後はあまり日持ちがしないため、年間安定した生産ができるよう、芋を粉末にしてから作られる板こんにゃくが知られています。おでんやみそ田楽、煮物など日常的に使われています。

地元で愛される生芋こんにゃくは芋をすりおろしてから作られるため、プルンとしなやかでやわらかく、喉越しが良いのが特長です。薄切りにしてショウガじょうゆでいただくのが定番となっており、ユズや青のり風味など味のバリエーションも豊かです。

昔からおなかの砂払いといわれます。ローカロリーでありながら食物繊維とカルシウムが含まれており、適度なかみ応えが脳を刺激して満足感が得られやすいので、早食い防止にもつながります。

日々の献立にこんにゃく料理を1品加え、不足しがちな栄養を補い体内のクリーンアップを図りましょう。