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強盗対応へ訓練 茨城県警土浦署とジョイフル本田 刺股使い方教わる

土浦署員から刺股の構え方を教わる店員ら=土浦市北荒川沖町
土浦署員から刺股の構え方を教わる店員ら=土浦市北荒川沖町


ジョイフル本田荒川沖店(佐藤剛光店長)と茨城県警土浦警察署(永沼義道署長)は5日、同県土浦市北荒川沖町の同店で、強盗対応訓練を行った。従業員と同署員らが110番通報や買い物客の避難誘導など、迅速で適切な対応ができる体制づくりを図った。

訓練は、強盗犯役の警察官が大声で騒ぎながら刃物を振り回し、レジの金品を奪う設定で行われた。店員らは車で逃げようとする犯人役を追い、カラーボールに見立てた水風船を投げた。その後、110番通報を行い、犯人の身なりや凶器の有無、被害品、車のナンバーなどを伝えた。

カラーボールと刺股の使い方の練習もあった。土浦署員が「なるべく端を握って」「下から相手を持ち上げるように」と刺股の構え方を実演。店員らは2人一組になり、胴体や足を押さえる流れを確かめた。

犯人役とレジで向かい合った店員の黒須敬子さん(64)は「いきなり入られて怖かった。訓練と分かっていても声が出なかった」と振り返った。



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