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《茨城DC》鈴木茂兵衛商店 JR水戸とコラボ 鉄道ちょうちん販売

JR水戸支社と鈴木茂兵衛商店が協力した鉄道ちょうちん
JR水戸支社と鈴木茂兵衛商店が協力した鉄道ちょうちん


茨城県伝統工芸品「水府提灯(ちょうちん)」を製造販売する鈴木茂兵衛商店(同県水戸市)は、JR東日本水戸支社の勝田車両センターとコラボした鉄道車両型ちょうちんを受注販売している。常磐線で活躍した651系「スーパーひたち」と水府提灯を組み合わせ、車両のリアルさを追求した。

「鉄道提灯シリーズ JR651系 4両編成」は、先頭、中間2両・最後尾の計4両編成を連結できる。また、車両を置くための木製レールもセットになっている。ちょうちんは畳んで小さくしまうこともでき、部屋のインテリアや鑑賞用、店舗の間接照明といった利用を見込む。

同支社によると、企画は大型観光企画「茨城デスティネーションキャンペーン(DC)に合わせ、勝田車両センター側から鉄道ちょうちんの依頼をした。制作に当たっては、車両の分かりやすい図面を提供し、形状など何度も打ち合わせを重ねて実現したという。

651系はJR東のフラッグシップトレインとして、1989年にデビュー。以後、2023年に勇退するまで多くの利用者や地域から親しまれたことから、ちょうちんのデザインに選んだ。鈴木茂兵衛商店の担当者は「伝承された技術を生かしながら新しい形状に挑戦し、職人が一つ一つ手で作り上げている」とこだわりを紹介した。

価格は3万6300円。鈴木茂兵衛商店の公式オンラインショップやJR東のECサイト「JRE MALL」で販売している。受け付けは31日まで。商品は2月から順次発送する。



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