石川県への災害支援 茨城・境町が代理寄付受け付け 能登半島地震
能登半島地震で、茨城県境町は3日、被災した石川県を支援するため、同県を支援先としたふるさと納税の代理寄付受け付けを始めた。既に同県珠洲、輪島の両市の代理寄付受け付けを始めており、同町は3自治体の事務負担を肩代わりすることで支援につなげる。
代理寄付は2016年熊本地震の際、同町が提唱して始まった仕組み。
同町が事務を代行するのは、ふるさと納税の総合サイト「ふるさとチョイス」。寄付に伴う返礼品はなく、支援金は災害対応や復興に役立てられる。
同サイトによると、町が事務代行する3自治体には3日午後9時現在、計4千件超、5800万円余りの支援金が寄せられている。
町ふるさと納税推進室は「事務負担を肩代わりすることで被災した自治体を支援したい」としている。