茨城県立中高一貫校で入試 13校に計2358人挑む
茨城県立高付属中と県立中等教育学校計13校の入学者選抜検査が6日、各校であり、計2358人が受験した。受験倍率が最も高かったのは、水海道一付(定員40人)で4.25倍。県教委によると、各校からトラブルや出題ミスの報告はない。インターネット上での合格発表は18日午前9時から。
各校はこの日、2種類の適性検査と面接を実施した。水戸市三の丸の水戸一高付属中では、厳しい寒さの中、朝早くから児童らが会場入り。緊張した表情で、静かに問題用紙の配布を待った。同中では308人が受験した。
倍率はこのほか、高い順に、竜ケ崎一付(40人)3.88倍▽水戸一付(80人)3.85倍▽並木中等(160人)3.42倍▽土浦一付(80人)2.95倍▽日立一付(同)2.55倍▽下妻一付(40人)2.50倍▽鉾田一付(同)2.43倍▽下館一付(同)2.05倍▽鹿島付(同)1.80倍▽古河中等(120人)1.58倍▽太田一付(40人)1.35倍▽勝田中等(120人)1.19倍-だった。
事前辞退や当日欠席は計35人。追検査は実施しない。また、インフルエンザや体調不良などを訴えた14人は別室で受けた。
9日は県内私立高の推薦入試の「統一日」となっており、本格的な受験シーズンに突入する。