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茨城-台湾・高雄便再開へ 4月から連続チャーター



茨城県は12日、茨城空港(同県小美玉市)と台湾・高雄を結ぶ連続チャーター便が4月2日から運航されると発表した。同路線の運航は昨年6月以来。県は運航を機に茨城県内観光地の魅力を観光客にアピールし、搭乗率の向上を図って「同路線の定期便化を目指す」と意気込む。

チャーター便は格安航空会社(LCC)タイガーエア台湾が運航する。日、火、木曜の週3便で、7月30日まで。高雄の旅行会社2社が機材をチャーターする。旅客機はA320型機で180席(全席エコノミー)。台湾からの旅行客だけ利用できる。

日曜と火曜は高雄発が午後2時半で、茨城空港着が同7時10分。折り返し便は茨城発が同8時で、高雄着が同10時20分。木曜は高雄発が午後1時55分、茨城着が同6時35分。折り返し便は茨城発が同7時25分、高雄着が同9時45分。

同路線は昨年4月に就航したが、定期便の茨城-台湾・台北便と比べて利用者が限定的だったため、運航は約3カ月間にとどまった。県は昨年6、12月の高雄の旅行博への出展などを通して茨城県観光をアピールし、運航再開にこぎ着けた。

県はインバウンド誘客や茨城空港の利用増に向け、今後も旅行会社の説明会や旅行博などに参加し、現地の関係者と連携しながらPRを強める方針。県空港対策課の担当者は「チャーター便を定着させるため、プロモーションを強化していきたい」と意欲を語った。



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