新連載小説「ひまわり」、25日から 新川帆立・作 安楽岡美穂・画

新川帆立さん
新川帆立さん
安楽岡美穂さん
安楽岡美穂さん


本紙で連載中の門井慶喜さんの小説「ゆうびんの父」は1月24日付で終了し、25日付から新川帆立さんの小説「ひまわり」(画・安楽岡美穂さん)が始まります。事故で頸髄(けいずい)を損傷し、重度の障害を負いながら弁護士を目指して奮闘する女性を主人公に、暗い中でも明るい方に向かっていく人間の姿を描きます。ご期待ください。

■新川帆立(しんかわ・ほたて)さんの略歴
1991年、米テキサス州生まれ。宮崎県育ち。土浦一高校出身。東京大学法学部卒業後、弁護士として勤務。第19回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、2021年デビュー。受賞作「元彼の遺言状」と「競争の番人」が相次ぎテレビドラマ化された。他の著作に「先祖探偵」「令和その他のレイワにおける健全な反逆に関する架空六法」など。

■作家のコメント
茨城新聞読者の皆さま、こんにちは。茨城県に引っ越した15歳の時、スーパーに並ぶ納豆のバリエーションとレンコンのおいしさに驚いたのをよく覚えています。高校時代を過ごした茨城県で、毎朝小説をお届けできることを大変うれしく、光栄に思います。希望を失わずに生きていく人間の強さを描きたいと思っています。良いものになるよう精いっぱい書かせていただきます。

■安楽岡美穂(やすらおか・みほ)さんの略歴
1980年、東京都生まれ。多摩美術大学中退後、MJイラストレーションズ卒業。2014年TIS公募(審査会)入選、ザ・チョイス年度賞優秀賞受賞。

■画家のコメント
新川帆立さんの小説の挿絵を担当させていただくことになり、大変光栄です。子どもの頃から本の挿絵が好きでした。描き手の物語と読者への愛情を感じていたのだと思います。私も同じ心持ちで物語に寄り添う絵を描いていきたいと思います。



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