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洞峰公園を2月1日移管 茨城県、つくば市と譲渡契約

つくば市に移管される洞峰公園=同市二の宮
つくば市に移管される洞峰公園=同市二の宮


茨城県は18日、同県つくば市と、県営都市公園「洞峰公園」(つくば市二の宮)の無償譲渡契約を締結した。契約締結により、2月1日に同公園を市に移管することが正式決定した。県が18日発表した。市は今後、有料施設の利用料や公園の運営方針について議論を進める。

県都市整備課によると、同契約に合わせ、1月31日付での県営都市公園としての廃止を公告した。

洞峰公園は広さ約20ヘクタールで1980年開園。アスレチックや洞峰沼を中心として、ウオーキング・ジョギングコースが整備され、四季折々の樹木や草花、水鳥を楽しめる。体育館やテニスコート、屋内温水プールなどの施設も備えている。

同公園を巡っては、パークPFI制度を活用した県の整備計画に市が反対したため、県は公園の無償譲渡を提案。市が受け入れる考えを示した。昨年9月には、県議会の「県有施設・県出資団体等調査特別委員会」が譲渡を妥当と判断。12月に県議会、市議会でそれぞれ都市公園条例の一部改正を可決した。

市は今後、運営方針を議論するため、市や県、有識者、市民、公園利用者など約20人で構成する協議会を2月をめどに設ける予定。

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