袋田の滝 幻想的風景に神秘性加わる ライトアップとレーザーショー 茨城
日本三名瀑(めいばく)の一つ、茨城県大子町袋田の「袋田の滝」で開催中のライトアップ「大子来人~ダイゴライト~」(同町、町観光協会主催)の一環で、レーザーショーが特別企画として行われ、幻想的な風景に神秘性が加わった。ライトアップ、レーザーショーとも31日まで。
スモークを活用したレーザー照射や物語「太古の滝伝説」の音声と連動した演出で、茨城デスティネーションキャンペーンにおけるインバウンド対応強化の観点から、県の支援事業を活用した。
高さ120メートル、幅73メートルある雄壮な滝は、現在、早朝の氷点下の冷え込みから、一部氷瀑が見られ、白糸のように流れる水と同時に眺められる。
日没後はライトアップで夜の滝が白や7色に映し出され、さらに、午後5時ごろから同7時まで、滝の脇にそびえ立つ山肌にレーザーショーが演出される。「光とともに降り立った竜と、大蛇とが遭遇し、激しい戦いを繰り広げた末に、互いの強さをたたえ合って愛に変わる神聖な場所が生まれた」という設定で描いているという。