次の記事:ヨーカ堂 茨城県撤退 最後の竜ケ崎店閉店へ 「残念」「寂しい」 

小学生が熱戦、今昔かるた大会 地域の歴史再認識 茨城・鹿嶋

真剣な表情で札を取り合う子どもら=鹿嶋市角折
真剣な表情で札を取り合う子どもら=鹿嶋市角折


かるたを通して地域の歴史や文化を再認識してもらおうと、茨城県鹿嶋市角折のはまなす公民館で21日、第11回「大野今昔かるた大会」が開かれ、地元の小学生ら37人が熱戦を展開した。はまなす公民館地区まちづくり委員会(内田正夫委員長)主催。

「大野今昔かるた」は、旧大野村地域の児童生徒の原画を基に絵札が作られ、2003年に完成。同地域の産業や伝統行事、文化財のほか、「大同と 中野を併せ 大野村」など歴史を伝える札も盛り込まれている。

大会は、年齢や学年で6部門に分かれて実施。参加者は48枚の絵札を丸く囲み、真剣な表情で読み手の声に耳を傾けた。札が読み上げられると、素早く反応。「はい」と声を上げながら手を伸ばし、札を取り合っていた。

小学生中学年の部で優勝した中野東小3年の竹内琴音さん(9)は「2回連続で優勝できてうれしかった。来年も優勝したい」と満面の笑み。

内田委員長は「かるたを通して、地域の歴史などを学んでもらえれば。もっと多くの人に参加してほしい」と話した。

優勝者は次の通り。(敬称略)

▽幼児の部 横田心実▽小学生低学年の部 野口真祐斗▽小学生中学年の部 竹内琴音▽小学生高学年の部 河野蘭▽中学生~一般の部 永長未帆▽シニアの部 尼野静江



最近の記事

茨城の求人情報

全国・世界のニュース