茨城県警察学校で卒業式 新たな一歩踏み出す
茨城県警察学校(小泉辰也校長)の初任科卒業式が25日、茨城県茨城町上石崎の同校で開かれた。約10カ月間にわたり業務の基礎を学んだ男性40人、女性11人の計51人が、教官や家族に見守られながら新たな一歩を踏み出した。
式では一人一人に配属先が言い渡された。一瀬圭一本部長は「警察活動の多くは相手の協力なしには達成できない。良好な人間関係の構築こそが全ての職務執行の基本」などと訓示。卒業生を代表し、大宮署に配属される菊田皐気(こうき)巡査(26)が「県民の安心安全と社会正義を守るため、精いっぱい職務にまい進していく」と誓った。
成績優秀者として本部長賞を受けた日立署配属の岡崎壮真巡査(20)は、交通機動隊で白バイ隊員になるのが目標。「地域住民から信頼されるようになりたい」と力強く話した。