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レンコンの価値高める 茨城・土浦のハスラボが業務提携 加工事業拡大、ロス削減へ

業務提携でレンコン加工事業の拡大を目指すHAS-LABの大野恭章代表(右)と浜田雄太さん=土浦市沖宿町
業務提携でレンコン加工事業の拡大を目指すHAS-LABの大野恭章代表(右)と浜田雄太さん=土浦市沖宿町
HASーLABの主力商品、レンコンパウダーのHASKO
HASーLABの主力商品、レンコンパウダーのHASKO


レンコン加工業の「HAS-LAB」(ハスラボ、茨城県土浦市沖宿町、大野恭章代表)は、自動車部品などを手がける日東電気(同県茨城町、阿部太洋社長)と、イタリア料理「イタリークッチーナアズ」を運営するAZS(同県水戸市大工町、細谷貴志社長)と業務提携した。3者の強みを生かしてレンコン加工事業を拡大し、ハスラボがレンコンから作った小麦粉代替パウダー「HASKO(ハスコ)」の販路拡大や地域の食品ロス削減を目指す。

提携により、ハスラボが製品化したレンコンパウダーなどの加工品を、新事業として広める。環境と地域社会への貢献を目指す日東電気が、ハスラボの理念に共感し提携を持ちかけた。

日東電気は技術とネットワークでHASKOの生産、マーケティング面を支援。AZSはレンコンパウダーを使った新商品開発や商品輸出に携わるという。

ハスラボは2022年8月、土浦市のレンコン農家の青年らが立ち上げた合同会社。規格外を理由に廃棄される同市のレンコンでHASKOを作ったが、農作業の傍ら時間がないこともあり、販売戦略やビジネス運営に課題を抱えていた。

HASKOは食物繊維やビタミンCを多く含むレンコンを粉末状にしたもので、小麦粉の代替品として使える。同市のレンコンは生産量日本一を誇るが、廃棄量でも日本一という問題を抱えている。ハスラボは、それを解決するためHASKOを商品化。廃棄されるレンコンを粉にして毎日使われるものに変え、食品ロス削減に取り組んでいる。

HASKOはパスタやポタージュとして食べることもでき、サプリメントや化粧品にも応用できる。レンコンは10日ほどしか日持ちしないが、粉末状にすれば賞味期限が約1年半に延びるという。

HASKOは同社LINEアカウントで購入可能。今後は料理に使う際のレシピも数多く公開していく。大野代表(30)は「3者で協力し、レンコン加工品を新たな産業にしたい。レンコンの価値をもっと高め、加工品でも日本一にしたい」と語る。

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