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小テストや授業プリント、国道に518枚散乱 生徒138人分の氏名と得点記載 茨城・鉾田一高教員が車から落とす

茨城県庁=水戸市笠原町
茨城県庁=水戸市笠原町


茨城県教委は7日、同県鉾田市の県立鉾田一高の教員が管理職の許可を得ず不正に持ち出した小テストや授業プリントなどの書類518枚が同県神栖市の国道124号沿いに散乱し、少なくとも生徒138人分の氏名や得点が漏えいしたと発表した。車のトランクが閉まっていないことに気付かず走行し、書類が入ったポリ袋を落としたのが原因。県教委高校教育課は現時点で被害報告はないとしている。

同課によると、1月27日午前7時半ごろ、同市大野原のホテルに宿泊した教員が自家用車を運転して同校に向かう際、小テストや授業プリントを入れたポリ袋1袋を落とした。散乱している書類を周辺住民が回収し、県警神栖署に届け出て発覚した。

同校は2月5日に生徒集会、6日に保護者会を開き、状況を説明し謝罪した。同校の飯山美都子校長は「このようなことがないよう書類の管理を徹底する」とコメントした。



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