大切な人へどうぞ チョコ作り最盛期 茨城・日立
14日のバレンタインデーを前に、茨城県内の洋菓子店などでチョコレート作りが最盛期を迎えている。同県日立市国分町の専門店「アトリエマドレーヌ」では従業員がチョコ作りに追われ、店内が甘い香りに包まれている。
専門店が1年で最も忙しくなるのがこの時季。同店は朝から厨房(ちゅうぼう)でチョコの温度管理に気を配りながら、昔ながらの製法で専用の型に流し、チョコの中に抹茶やフルーツ味のクリームを入れた「ボンボンショコラ」作りに腕を振るった。ピーク時はハート型や桜型など20種類を1日約500個作るという。
店主の上野昭子さん(79)は「昔ながらの作り方で一粒一粒思いを込めて作っている。大切な人や自分へのご褒美にどうぞ」と話した。