旧小学校舎に壁画 キャンプ場PR 茨城・かすみがうら
茨城県かすみがうら市坂の旧市立佐賀小の校舎外壁に、筑波大生が霞ケ浦など地域を象徴する絵を描いた。校舎は2022年7月から民間企業がキャンプ場に使用している。壁画は2階建ての側面いっぱいの大きさで、遠くからも目立つ。同企業は「訪れる人の目印になればいい」と喜んでいる。
壁画は霞ケ浦にナマズやシラウオが泳ぐ様子と岸辺で釣りをする人やヤギ、犬などの動物が描かれている。玄関口に昨年、帆引き船と移動図書館を描いたのに続く第2弾で、今回は塗装業界でつくるNPO法人「塗魂(とうこん)ペインターズ」がボランティアで協力し、専門の職人が下塗りや足場設置などを担った。
キャンプ場を運営する「キャンピースかすみがうら」の校長、古峰篤さん(43)は「きれいでかわいいデザイン。第1弾よりさらに大きいキャンバスで、描くのは大変だった」と話した。