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歴史的な乗り物、一堂 国産旅客機「YS-11」や新幹線「やまびこ」 茨城・筑西 「ユメノバ」開業

「ユメノバ」がオープンし、多くの来園者でにぎわう航空機の博物館=11日、筑西市徳持
「ユメノバ」がオープンし、多くの来園者でにぎわう航空機の博物館=11日、筑西市徳持


茨城県筑西市のテーマパーク「ザ・ヒロサワ・シティ」で11日、乗り物をコンセプトとしたエリア「ユメノバ」がオープンした。戦後初の国産旅客機「YS-11」の量産1号機や、東北新幹線「やまびこ」など、歴史を刻んだ実機が展示され、訪れた家族連れや鉄道愛好家らが興味深そうに見て回った。

オープニングイベントとして、普段は公開しない鉄道車両の運転席を特別公開した。参加者はやまびこ、寝台特別急行列車「北斗星」などの運転席に座ったり、汽笛を鳴らしたりして楽しんだ。

電車が好きだという同県笠間市の小学4年、長谷川友真くん(10)は「北斗星にずっと乗ってみたかったのでうれしかった。汽笛の音が思っていたより大きくてびっくりした」と話した。

運営する広沢グループの広沢清会長(85)は「今後はただ見てもらうだけでなく、体験して楽しめる企画を増やしていきたい」と話した。



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