山肌彩る紅白の梅 まつり開幕、香り楽しむ観光客 茨城・筑波山 五分咲き
第51回筑波山梅まつりが17日、茨城県つくば市沼田の筑波山梅林で開幕した。約1000本の紅白の梅が筑波山の中腹を彩り、訪れた観光客は鮮やかな色合いや香りを楽しんだ。3月17日まで。
梅林は筑波山中腹の標高約250メートルに位置し、梅の花とともに、麓の田園風景や同市の街並みが一望できる。同まつり実行委員会によると、梅は現在、五分咲き。見頃は2月下旬から3月上旬まで。
この日はつくば観光大使が来場者を出迎え、観光ボランティアが園内を案内した。名物のガマの油売り口上も披露された。同県取手市から訪れた佐々木美恵子さん(56)は「風に乗って梅の香りがしていい」と笑顔を見せた。同県土浦市の神吉洋行さん(62)は「満開になったら、また来たい」と話した。