七味唐辛子などを製造するエコファーム飯島(茨城県つくば市国松、飯島朗代表)が、ペン型一味唐辛子「厄除(よ)け福一味」を販売している。知的障害者授産施設しろがね苑(同県石岡市鹿の子)と農福連携して育てた「筑波八ツ房唐辛子」を使用している。

同農園の商品を販売する店舗の職員から、「七味や一味を瓶ごと持ち歩いている人がいる」と聞いたことから、手軽に持ち運びやすい〝マイ一味〟の製作に乗り出した。

容器はペン型で、エイコー(長野県松本市)が手がけた。食品が入ることを考慮し、商品の部品は金具に至るまで全て国産にこだわった。ペン先は回すと外れ、詰め替えが可能だ。

同農園はペン型七味も構想中。飯島代表は「料理をおいしく食べるだけでなく、コミュニケーションツールとしても使ってほしい」と話した。

厄除け福一味は8グラム入り。長さ約13.5センチ、直径約1.2センチ。同農園のオンラインショップのほか、東京・銀座の県アンテナショップ「IBARAKI　sense(イバラキセンス)」などで販売中。税込み1080円。