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長須小児童「新聞役立つ」 茨城県教育広報・NIEコンクール 水戸で表彰式

「県教育広報・NIEコンクール」各部門の県知事賞受賞者たち=水戸市三の丸
「県教育広報・NIEコンクール」各部門の県知事賞受賞者たち=水戸市三の丸


茨城県教育広報・NIEコンクールの表彰式(県教委、茨城新聞社主催)が2日、同県水戸市三の丸1丁目の県立図書館で開かれた。特別賞や優秀賞に選ばれた各作品の入賞者・団体に表彰状が贈られ、知事賞を受賞した坂東市立長須小の児童は「新聞は役立つ」などと語った。

知事賞は長須小6年(児童・生徒作成部門)、日立市立田尻小の西野純平教諭(教師作成部門)、茨城大付属中PTA広報委員会(教育広報紙部門)、筑西市立下館小全職員(NIE実践部門)が受賞した。コンクールは35回目。4部門に過去最多の1万2966点の応募があった。

知事賞受賞者による活動発表もあり、長須小からは内田いとはさん、野口大心君、平田紗菜さんの3人が登壇した。スクラップした新聞記事に意見を書き、読み合う活動や日常的にNIEに取り組む様子を紹介し、「みんなで大喜びした。新聞は社会問題を知るために役立つし、新しい発見がある」と発表した。

PTA広報誌「いばら」を発行する茨城大付属中PTA広報委員会の田中典子さんは「持続可能な活動を目指し、品質を下げず負担を減らす方法を模索している」と述べた。

入賞作品は、5~14日まで県庁2階の県政広報コーナーで展示される。



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