大井川知事「記憶一切ない」 転倒入院の経緯 退院後初の会見 茨城
茨城県の大井川和彦知事は5日、退院後初の定例記者会見で、転倒による頭部打撲で入院した経緯について、「(当時の)記憶が一切ない」と説明した。2月15日夜に自民党幹部との会合で軽く飲酒し、翌16日に頭部の腫れに気付いたといい、「転倒は15日の夜以外には考えられない」などと語った。
大井川知事は17日に体調不良を訴え、医療機関を受診。転倒による「急性硬膜外血腫」と診断され、同日に手術し26日に退院した。手術の結果「症状などから、転倒した以外に原因は考えられない」と医師から説明を受けたという。
退院後の状況について大井川知事は「多大なご迷惑をおかけしたが、今は元気で回復している。しっかり県政運営に取り組みたい」と話した。