◯…「市も『明るく、仲良く、楽しく、元気よく』をモットーにしたい」。神栖市の石田進市長は鹿島神宮の祭頭祭で奉仕役を務めた下幡木郷の出陣式で、「明るく-」を実践する地区住民の姿に触れ、うれしそうに語った。

地区は祭りに先立ち、息栖神社と香取神宮に祭頭囃(ばやし)を奉納。古い歴史の中で東国三社に奉納したのは初めてで、感動した様子。神社周辺のにぎわい創出のため、拠点となる観光施設建設を進めており、「良い人の流れをつくっていきたい」と力を込めた。(臣)


○…第96回選抜高校野球大会に出場する常総学院高野球部。学校がある土浦市の安藤真理子市長を選手とともに表敬訪問した島田直也監督は「3年ぶりの甲子園で気合が入っている。茨城の野球を全国に見せたい」と意気込みを語った。

大会は18日に開幕する。全国から選ばれた32校が頂点を目指し、しのぎを削る。「冬場にしっかりと準備ができた。全力で戦い、茨城や土浦を盛り上げていきたい」と大舞台での活躍を誓った。(松)


○…地方創生を担う人材育成を目指し、牛久市と事業構想大学院大学、製薬会社の太田胃散の3者が包括連携協定を結んだ。同社の太田淳之社長は6代目。「代々『感謝』という言葉を大切にしている。地域の皆さまにも感謝の気持ちを表したい」と力を込める。

同社は1970年、創業地の東京都から牛久市に工場を移転。半世紀にわたり、医薬品製造の拠点としてきた。「地元に貢献できて本当に喜ばしい。今後さらに関係が強固になることを願う」と語った。(緑)