第96回選抜高校野球大会は18日、兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕した。32校が出場し、13日間(休養日を含む)の日程で行われる。開会式では、茨城県から3年ぶり11度目出場の常総学院が堂々と入場行進した。

前回覇者の山梨学院を先頭に南から北の順に入場行進。27番目に登場した常総学院の若林佑真主将(2年)は「観客のいる甲子園の雰囲気を楽しめた。皆も気合が入っていた」と話し、「一戦必勝で全力を尽くして戦い、優勝を目指す」と意気込みを見せた。

大会は創設100年。能登半島地震の被災者へ黙とうがささげられ、青森山田の橋場公祐主将が選手宣誓した。順調に日程を消化すれば30日に決勝を迎える。

常総学院の初戦は大会第6日の23日、第1試合(午前9時開始予定)で、日本航空石川(石川)と対戦する。