○…水戸市は2023年度補正予算案で、アダストリアみとアリーナの観客席改修の事業費を計上した。茨城ロボッツが目指す最上位リーグ参入に向けた要望を受けた。高橋靖市長は「ロボッツの発展は市の発展につながる」と意義を説明する。

同時に「市民から、より愛されるチームになってもらいたい」と期待を膨らませる。改修事業で設けるVIPルームについては、ロボッツの試合だけでなく、「市民も日頃使える造りにしたい」と話した。(慧)

○…東京都内でアンコウ料理店を営む北茨城市出身の篠原聡さん。東京電力福島第1原発事故の風評被害を受けて2015年、「北茨城特産のアンコウを安心して食べてもらいたい」と出店した。来年には開店10年を迎える。

「自分で目利きした自信の魚を出したい」と、東京から約180キロ離れた地元漁港で仕入れる。店の売りは「新鮮・納得・安さ」。常連客も付いた。処理水の海洋放出の影響は感じないと話し、「今の良い流れを続けていきたい」と話す。(明)

○…今春勇退する県警の三森祐敦生活安全部長は「サイバー犯罪は複雑巧妙化していて、あらゆる捜査手法を知らないといけない。国際犯罪組織に警察が負けるわけにはいかない」と力強く話した。県議会文教警察委員会で、退任のあいさつをした。

計14年間、サイバー対策に従事してきた。新年度の組織改編ではサイバー部門が強化されることから、「スタッフは十分そろっている。ますます安心安全な茨城にしてほしい」と期待を寄せた。(恭)