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センバツ 常総学院をPVで応援「次も頑張れ」 茨城・土浦のスタジアム

常総学院の先制点に拍手を送るパブリックビューイングの参加者=土浦市川口
常総学院の先制点に拍手を送るパブリックビューイングの参加者=土浦市川口


茨城県土浦市川口のジェイコムスタジアム土浦(市川口運動公園野球場)で25日、選抜高校野球大会の常総学院(土浦市)-日本航空(石川県)のパブリックビューイング(PV)が開かれ、集まった常総学院高の関係者や高校野球ファンが、スタジアムに導入されたフルLED(発光ダイオード)の大画面で観戦。接戦を制したナインに「次の試合も頑張って」とエールを送った。

緊迫した投手戦。試合が動いたのは六回表だった。一死三塁の場面で、主砲の武田勇哉選手(3年)が犠牲フライを放ち待望の先制点をもぎ取ると、集まった観客からは「よし!」と歓声や拍手が湧き起こった。

この1点が決勝点となり、同校は3年ぶりの2回戦進出。試合後は選手たちに温かい拍手が送られた。

野球部マネジャーの石川碧唯(あおい)さん(同)の父、佳弘さん(46)は「勇気と感動をもらえる好ゲームだった。自分も現地にいるつもりで応援した」と目を細めた。次戦に向け「今日の勝利を自信にして勝ち進んで」と期待を寄せた。

茨城県つくば市から訪れた志賀史彦さん(53)は小林芯汰投手(3年)のピッチングをたたえ、「一つ一つのプレーを大事に、さらにヒットが出れば、次も良い試合ができる」と話した。

安藤真理子土浦市長は「チーム一丸となった『全員野球』で頂点を目指して頑張ってほしい」と話した。



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