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高1・悉知さん行政書士合格 ICT活用、効率的に学習 茨城・水戸 「次は司法試験目指す」

高校1年生で行政書士試験に合格した悉知信さん=水戸市三湯町
高校1年生で行政書士試験に合格した悉知信さん=水戸市三湯町


通信制高校のS高水戸キャンパスに通う1年、悉知信(しっちあきら)さん(16)=茨城県水戸市=が官公署への提出書類や権利義務などの書類作成などに携わる国家資格の2023年度行政書士試験に合格した。スマートフォンやタブレットなどの「ICT(情報通信技術)教材」を活用し、わずか半年、約600時間の学習で難関を突破した。将来は「司法試験に合格し、法律家や政治家になりたい」と志す。

行政書士は役所に提出する許認可書類や遺言書の作成、コンサルタント業務など、業務内容は多岐にわたる。行政書士試験研究センターが開示する資料によると、過去10年間の合格率は8.27~15.72%、本年度の19歳以下の合格者は悉知さんを含め47人だった。

悉知さんは幼少期から政治に興味を示し、父が投票する際には必ず投票所についていくほど。高校入学後は政治部に所属し、政党への政策提言や政治家との交流を重ねている。

受験を決心したのは昨年4月。登校日が週3日で、「時間を利活用できないか」と法律関係の資格で学歴や職歴に左右されずに受験できる行政書士の勉強に取りかかった。

悉知さんは、残りの試験日までの日数から逆算した勉強計画の作成から着手。1回目の復習が翌日、2回目がその1週間後などと、最適なタイミングで復習ができるように19世紀のドイツの心理学者、エビングハウスが提唱した「忘却曲線」を活用して、効率を高めた。

ICT教材を積極的に活用し、動画投稿サイトYouTube(ユーチューブ)で配信されている法律解説などの授業動画を視聴。問題1問を解く時間も、難易度に応じて設定するなど管理し、「人よりも時間が少ない分、勉強の質を高める努力」を心がけた。

民法など、初めての法律分野の学習に難解な用語などに苦戦することもあったが、政治や憲法に興味があったこともあり「新しいことを知ることが楽しく、勉強に夢中になった」ことも合格につながった。

現在は大学受験を見据え、英検の準1級取得に向け勉強中。大学で司法試験に合格し弁護士資格を得て、「人を助けられる法律家を目指したい」と意欲を見せる。

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