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漫画「茨城ごじゃカル」巡り 鉄道駅や観光名所 5月末まで 参加者に「聖地訪問証」

豚もうさんが描いたイベントのメインイラスト(関東鉄道提供)
豚もうさんが描いたイベントのメインイラスト(関東鉄道提供)


茨城県内各地の駅や名所を巡るイベント「マンガ『茨城ごじゃっぺカルテット』聖地巡礼×鉄道ラリー」が開かれている。県内の観光や鉄道利用を促そうと、関東鉄道(土浦市)が企画した。漫画の舞台となった坂東市をはじめ、鹿島臨海鉄道、ひたちなか海浜鉄道など5者が協力した。物語に登場する名所を訪ねると、作者描き下ろしの「聖地訪問証」が手に入る。キャンペーンは5月31日まで。

作者は同市出身・在住の漫画家「豚(とん)もう」さん。東京から同市に引っ越した女子高生と友人らの何げない生活を優しい筆致で描く。3月19日発売の第6巻で完結した。県内の主要な観光地を舞台にしており、土浦やひたちなかの各市、大洗町などが登場する。

イベントでは守谷、水海道の各駅(関東鉄道常総線)、大洗駅(鹿島臨海鉄道)、阿字ケ浦駅(ひたちなか海浜鉄道)、坂東市の八坂公園と県自然博物館に、漫画の1こまを拡大した案内板を設置した。

案内板の写真を駅窓口などで示すと、地域ごとの観光名所と、1枚ずつ異なるキャラクターのイラストが描かれた全4種類の「聖地訪問証」がもらえる。

関東鉄道の担当者は「首都圏から意外と近く、自然が豊かな茨城県の魅力を知ってほしい」と茨城訪問を呼びかけている。問い合わせは同社(電)029(822)3710。

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