さつまいもサミット・生産者部門 行方の渋谷さん、茨城県知事に受賞報告
日本最大級のサツマイモ品評会「日本さつまいもサミット」の生産者部門「ファーマーズ・オブ・ザ・イヤー」に選ばれた源次郎ポテト渋谷農園(茨城県行方市)の渋谷泰正代表(65)が28日、県庁を訪れ、大井川和彦知事に受賞を報告した。
同品評会の同部門は、独創的なサツマイモ生産に取り組む優れた生産者を表彰する。1月までに2回の審査があり、応募した全国100社以上の中から同農園が選ばれた。見た目を良く育てるのが難しい「ひめあやか」などサツマイモ17品種の生産に取り組む姿勢が高く評価された。同品評会での同農園の受賞は2022年の品種部門に続き2回目。
渋谷代表は「皆の力があって取れた賞。今後は一緒に生産する仲間を見つけたい。たくさんあるサツマイモの品種を、多くの人に知らせたい」と語った。大井川知事は「これからも先進的な取り組みを続けてほしい」とたたえた。