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JR水戸駅エスカレーター事故 男性の死因は窒息 胸腹部を圧迫 服巻き込まれ 茨城

水戸署=水戸市三の丸1丁目
水戸署=水戸市三の丸1丁目


茨城県水戸市のJR水戸駅で男性が上着の一部をエスカレーターに巻き込まれた状態で見つかり、その後死亡した事故で、県警水戸署は29日、司法解剖した結果、男性の死因は胸腹部圧迫による窒息と発表した。

県警によると、男性は26日午後9時ごろ、上りエスカレーター降り口付近にうつぶせで倒れていた。スーツを着用し、ジャケットの背中部分がエスカレーターの手すりに巻き込まれていた。服が引っ張られたことで胸や腹が圧迫され、自発呼吸ができなくなったとみられる。防犯カメラの映像から、降り口手前で単独で転倒する様子が写っていた。

JR水戸支社によると、定期点検や事故後の緊急点検では、エスカレーターに異常は見つからなかったという。駅職員が男性を発見した際は、自動停止装置が作動していた。

県警はエスカレーターの安全装置に不備がなかったかを含め、事故原因を調べている。

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