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茨城県産食材 米国へPR 日本食店経営者 アンバサダー委嘱

大井川和彦知事(右)から手渡された委嘱状を手にするアルバロ・ペレス・ミランダ氏=県庁
大井川和彦知事(右)から手渡された委嘱状を手にするアルバロ・ペレス・ミランダ氏=県庁


県は9日、県銘柄牛「常陸牛」など茨城県産食材の普及と販路拡大を目指し、米国マイアミで高級日本食レストラン4店舗を経営するアルバロ・ペレス・ミランダ氏(59)を「いばらき食のアンバサダー」に委嘱した。同日、県庁で、大井川和彦知事がミランダ氏に委嘱状を手渡した。

ミランダ氏のレストランでは、大井川知事が昨年10月に米国で行ったトップセールスを機に、常陸牛や県産の米、サツマイモ、日本酒などの提供を本格的に始めた。県産の食材をメインに扱う和食店など2店舗はミシュランガイドの星を獲得する予定。

同アンバサダーは2014年にスタート。県産食材の国内外へのPRや食材のブランディングを担ってもらう。県によると、アンバサダーの委嘱は19人目。

ミランダ氏は「茨城の食材は時間をかけて丁寧に生産され、うまみを引き出しているのが魅力。実際にアールスメロンの生産過程を客に伝えることで人気を得ている」と話し、「レストラン経営を通じて、アンバサダーとしての活動と県産食材のPRを図っていきたい」と意欲を語った。

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